ご近所トラブルを避けるためにも大事
引っ越しをする際に新居でのあいさつ回りをどうするべきかと迷う方も多いです。
明らかに引っ越しをしてきたのがわかっているのに、どんな人が生活をしているのかわからないような状態ではあまり気持ちが良いものではありませんし、余計なご近所トラブルを避けるためにもできるだけ挨拶をしておいた方が良いのかなと考えるのも当然です。
昔は一戸建てに引っ越しをした場合は向こう三軒両隣までで、マンションに引っ越した場合は最低でも上下と両隣には挨拶に伺うべきと言われていましたが、実際に他の人はどのように対応しているのか確認してみると意外な事実がわかりました。
あいさつ回りを全くしていない人も多い
引っ越しを経験したことがある人に新居でのあいさつ回りを行ったかというアンケートをとってみた結果、約半数の人があいさつ回りを行っていないという結果がわかりました。
特に若い年代の方はあいさつ回りをしていないという回答が多く、10代女性は約8割もの人があいさつ回りをしていないそうです。
参考:http://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/chousa/08.html
現在は引っ越しの際にあいさつ回りをする必要はないと考えている人が多いようですが、実はこの結果には理由があるのです。
特に若い女性に関しては、あいさつ回りをすることで犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるため、自分からリスクを冒すような真似はしたくないと考える方が多いです。
地方から首都圏に出てきて一人暮らしをするという女性は特にあいさつ回りを避ける傾向があります。
また、単純に面倒くさいとか、あまり長く住むつもりがないしご近所付き合いをする必要もないと考えているなどの理由であいさつ回りをしないと考えている方が多いです。
徐々に年齢を重ねるとあいさつ回りをしたという人が多くなってきます。
特に50~60代の女性はしっかりご近所付き合いをしたいと考えるようになることから、積極的にあいさつ回りをするケースが多いようです。
あいさつ回りをするべきか否かは地域によっても異なるもので、地方に行くほどきちんと挨拶をしておいた方が余計なトラブルを避けることができる面もありますし、都市部に行くほどあいさつ回りを避けた方が良いという場合もあります。
持参する手土産と予算について
新居のあいさつ回りをする際には手ぶらで挨拶だけするわけにはいかないので、何か手土産を持って行くべきと考えられますが、何が良いのかと迷うものです。
一般的には日持ちするお菓子や誰もが日常的に使うと考えられるキッチン用品などを持参する方が多いです。
予算としては一軒あたり500円から600円くらいが相場で、あまり安すぎず高すぎない金額としては丁度良いとされています。
あいさつ回りをするのは引っ越しをした当日ではあまりにも忙しいので、片付けが落ち着いた頃の1週間前後を目安にすると良いでしょう。