シャビーシックインテリアの基本
レトロかわいいと評判のシャビーシックですが取り入れるのは案外難しいものです。
そこで取り入れるためのコツを紹介しましょう。
まず、「ホワイトをメインにして飾り付けを行う」と良いです。
パステル系のコーディネートとして親しまれているのですが、これもシャビーシックインテリアとして、昔から知られている技法の1つです。
ホワイトをメインにする理由は、パステル系のコーディネートでは、カラフルさよりもシックさが際立つようになりやすいからです。
シャビーシックインテリアは、それほど派手な模様替えを行うことがないため、シックさを引き立たせることが肝要となります。
そして、「家具の塗装は剥げている感じにする」ことが大事です。
これこそが、シャビーシックインテリアだけの特徴とも言える、特殊なコーディネートテクニックです。
「使用感のあるインテリアを大事にする」のが、シャビーシックインテリアの基本となっていますので、なるべくキレイに色が塗られているものを選択するより、部分的に剥げているのがわかるものを選択するようにしましょう。
@シャビーシックインテリア実例まとめ|LIFULL インテリア
日本でも、使い古された茶器などに対して「侘び寂びを感じる」という評価が存在します。
このような雰囲気を、部屋全体で堪能するコーディネートが、シャビーシックインテリアの基本でもあるのです。
その他にも、シャビーシックインテリアは「木製品で統一する」ことが大事です。
前述のとおり、シャビーシックインテリアは木製品、もしくは部分的に木が使用されているグッズなどを、インテリアグッズとして配置しますので、なるべく木製品で統一したほうが、インテリアとしての価値を高めることができます。
そのため、金属製品(金属でできたインテリアグッズなど)は、なるべく部屋の中央部分に置かないようにしましょう。
置いてしまうと、シャビーシックインテリアの雰囲気が変わってしまったり、シックな見た目のものが多いので、シャビーシックインテリアが目立たなくなることもあります。
カーテンや壁紙もホワイト又はアイボリーで揃えることがおすすめです。
ヒダが綺麗なドレープカーテンもシャービックインテリアと合わせると豪華過ぎない上品な印象になります。
布系のインテリアではテーブルマットなどで日差しが透けるようなレース素材を用いても、ナチュラル感がアップするでしょう。
シャビーシックインテリアの応用
シャビーシックインテリアの応用ですが、「レトロな雰囲気を大事にする」のも良いです。
ただ、今ではシャビーシックインテリア自体が人気となっておりますので、レトロなインテリアグッズの中には「かなり高いと感じるグッズが多い」ことも、先に理解しておいたほうが良いでしょう。
もし、安価なのにレトロなものが欲しい・・・という場合は、木製のティーカップのように、木でできた商品で、且つ木目などを確認できるインテリアグッズを購入しましょう。
このようなインテリアグッズの良いところは、シャビーシックインテリアとしてナチュラルに配置できるところです。
生活必需品の一部を、木目調のインテリアグッズに置き換えるのも、良い手段であると言えます。